【西洋占星術】金星ってどんなことを表す天体?サイン・ハウスに入った時の意味も解説!

あなたは西洋占星術で金星がどんなことを表す天体なのか知っていますか?

金星は楽しいこと全般に関係しています。恋愛や美、アクティビティ、趣味、お金などたくさんあって嬉しいものが金星です。

西洋占星術的には、特に女性はこの金星を上手く活用することで生き生きとした毎日を送ることができると言われています。

この記事では、西洋占星術における「金星」がどんなことを表す天体なのか、各サインやハウスに入ったときにはどう読み解けばいいのかを解説していきます!

金星ってどんな天体?

愛と美、価値あるものを表す天体!

金星は占いでは愛と美の星と呼ばれています。それに加えて価値あるものを表すことも。具体的には、恋愛を見たり、美意識、人とのつながり、お金などが対象となっています。

一般的に楽しいと思える物事を扱っているのが金星というイメージですね!

この金星の力をうまく活用することができると、恋愛や人間関係面でスムーズに人と交わることができたり、金銭面での管理がうまくいくようになるでしょう。

逆に、うまく活用できないと、恋愛で思うように満足できなかったり、持っている金運を発揮しづらくなってしまいます。

こんなキーワードで語られる
  • 恋愛観
  • 美意識
  • 金銭面

金星はこんな属性

マーク

ホロスコープ上で金星を表すマークはこちらになります。性別で女性を表すマークと同じ形ですね。

公転周期

金星の公転周期は225日です。約7ヶ月半で12星座を1周する計算になります。

支配する星座

金星はおうし座とてんびん座の支配星です。そのため、金星がおうし座かてんびん座に入るとより強力に働きます。

年齢域

金星の年齢域は16〜25歳です。

年齢域とは、それぞれの天体の力がより強く働き、天体が司っている能力が発達しやすいとされる期間を表すものです。

思春期と重なっていて、恋愛感覚が発達したり、どんなことに楽しみを感じるかという部分での成長がある時期です。

象徴する色

金星が象徴するのは緑色です。

金星が各サインに入ると?

ここからはホロスコープ上で金星が各サインに入ったときにどのような捉え方ができるか解説してきます。

おひつじ座

愛と美や価値を表す金星がスタートや情熱を表すおひつじ座に入ると、情熱的に価値ある存在を追求します。

恋愛面では、相手を追いかけたい気持ちが強くそのためにはどんな困難にも立ち向かっていけるエネルギーを持っています。一目惚れも多くなるでしょう。

金銭面では、ほしいと思ったものをすぐに手に入れる傾向にあり、貯金よりも使うほうがメインになるでしょう。

金星おひつじ座の特性をポジティブに発揮できない場合は、常にアプローチをしすぎて相手と距離を取られてしまったり、浪費グセがついてしまうことがありそうです。

おうし座

金星がおうし座に入っている人は、心地よいと思えるものを追求していく力が高まります。

恋愛面では、穏やかで安定した時間を好みます。一人の人を長く愛し続けることができるタイプです。相手の声や香水の香りに惹かれることもありそうです。

金銭面でも安定がテーマとなり、じっくりお金を育てたり使い道をしっかり考えることができる人たちです。

金星おうし座の力がネガティブに働くと、相手を束縛しやすくなったり、倹約をするために生活が質素になりすぎてしまうことがあります。

ふたご座

金星がふたご座に入っている人は、軽やかに恋愛をしていけるタイプでしょう。

恋愛面では、さっぱりとした関係を好み、相手とさまざまな話や体験ができることを望みます。行ったことのないデートスポットや人づてに聞いた美味しいお店などを楽しめるタイプです。

金銭面では、モノよりも情報や経験にお金を使う傾向があります。

金星ふたご座がネガティブに働くと、恋愛の深い話を真面目にできなかったり、いろんなことにお金を使いたくなって気づいたら貯金が少なくなっていたということがありそうです。

かに座

金星がかに座に入っている人は、情緒深い恋愛をする傾向にあります。

相手の気持ちをとても大切にして、最後まで親身になって面倒を見てあげられます。母性的な愛情を与えることができるため、一緒にいると安心できるタイプでしょう。

金銭面では、家庭内で使うものに出費を惜しまなかったり、人を喜ばせるためにお金を使いたくなりそう。

金星かに座をうまく活用できない場合は、相手に対しておせっかいになってしまったり、寂しさをお金で解決しようとしてしまうことがあります。

しし座

金星がしし座に入っている人は、自分自身の輝きを周囲に受け入れてもらいやすいタイプです。

恋愛面では、自分自身が恋愛の主役で愛されたい・追われたい願望を持ちやすいです。ドラマチックな恋愛を望み、狙ったお相手は絶対に落とすという気持ちが強いでしょう。

金銭面では、ブランド物のバッグやアクセサリーなど自分をきらびやかに魅せるものに使いたくなりそう。贅沢なものも好みます。

金星しし座がうまく活用できない場合は、恋愛が自己中心的になってしまったり、モノの価値ではなくネームバリューにお金を使いすぎてしまうことがあります。

おとめ座

金星がおとめ座に入っている人は、 繊細な感性が恋愛・金銭面で出てきやすいタイプです。

恋愛面では、ピュアな感性を持っているためロマンチックなシチュエーションに憧れます。恋に奥手なタイプなので、自分からアプローチをするのは少し苦手かもしれません。

金銭面では、支出の計画をしっかり立てて無茶な浪費はしないでしょう。実用的なものを好んで購入する傾向があります。

金星おとめ座がネガティブに働いてしまうと、相手の細かい部分が気になってなかなか恋愛を進められなかったり、金銭的なルールを押し付けてしまう可能性があります。

てんびん座

金星がてんびん座に入っている人は、人との縁を大切にできるタイプです。

恋愛面では、相手との駆け引きが上手くお互いが満足できる関係性を構築できます。相手からの見られ方も意識できるためメイクやファッションにも気を使えるでしょう。

金銭面では、お金を使う基準をしっかり持っているため無駄遣いはしない傾向にあります。

金星てんびん座の力がマイナスに働いてしまうと、お相手と上辺の恋愛になってしまったり、人の欲しい物を優先して自分が本当に欲しい物を手にできなくなることがあります。

さそり座

金星がさそり座に入っている人は、深い絆や深い考えが恋愛・金銭面で発揮されます。

恋愛面では、相手と心の奥深くまで繋がりを持ちたいと思うでしょう。この人だと思える人に出逢えば一途に愛情を届けて裏切ることはありません。

金銭面では、家族や知り合いから継承することで財を成せる可能性が他の星座よりも高いです。

金星さそり座がネガティブに働いてしまうと、相手への思いが強すぎて重く感じられるようになってしまったり、お金を使う際の自分ルールが他の人に受け入れられない場合がありそうです。

いて座

金星がいて座に入っている人は、さまざまな経験をするということが恋愛・金銭面のテーマになって来ることが多いでしょう。

恋愛面では、お相手に一直線になり、なんとしてでも射止めたいという気持ちのもと積極的にアプローチできるでしょう。お相手と色んな場所に出かけるようなデートを好みます。

金銭面では、旅行や学びにお金をかけることが多いでしょう。モノよりも経験に出費をしたいタイプです。

金星いて座がネガティブに働いてしまうと、相手を射止めた途端に飽きっぽくなって興味がなくなってしまったり、あれこれお金を出しすぎて何にいくら使ったか把握できなくなりそうです。

やぎ座

金星がやぎ座に入っている人は、堅実な恋愛観や金銭感覚を持っています。

恋愛面では、古風な考えを持つ人が他の星座より多かったり、落ち着いた大人の恋愛をしたいと思うでしょう。心変わりも少ないため長く一途にお相手を愛することができます。

金銭面では、長期的に使えるものには出費を惜しまないでしょう。また堅実な貯金や資産形成で着実にお金を貯めていけます。

金星やぎ座がうまく活用できない場合は、相手のステータスばかり気にする恋愛になってしまったり、質の良いものを手に入れたいと思うがあまり予定よりも出費が多くなってしまうことがあります。

みずがめ座

金星がみずがめ座に入っている人は、常識にとらわれない恋愛観や金銭感覚を持っています。

恋愛面では、よくあるカップルのイメージである必要はなく、友達のような関係性を好みさっぱりした恋愛をしたい人が多いです。お互い対等な関係を築けるでしょう。

金銭面では、珍しいものや最先端なものに目がないタイプです。まだ誰も持っていない海外製の製品や最先端技術を使ったグッズを見かけるとつい買ってしまいそうです。

金星みずがめ座がうまく活用できない場合は、恋愛のムードにのれなかったり、可能性を感じてお金を出したものが活用する前にだめになってしまったりすることがあります。

うお座

金星がうお座に入っている人は、特に恋愛面で愛情深さが際立ちます。

お相手を心から愛し、心から共感できる人です。ときには自分を差し置いてでもお相手のことを優先してあげようという献身的な気持ちが強いでしょう。

金銭面では、周囲の人のために使うことが他の星座よりも多い傾向にあります。相手がほしいと思っていたものをプレゼントしてあげたり、困っていれば手助けのためにお金を使うこともあるでしょう。

金星うお座がネガティブに働いてしまうと、相手に同情しすぎて騙されてしまったり、自分のことにお金を使えなくなってしまうこともありそうです。

金星が各ハウスに入ると?

ここからは金星がホロスコープ上の各ハウスに入ったときにどのような捉え方をするのかを解説してきます。

1ハウス

愛や美・価値あるものを表す金星が自分自身そのものを示す1ハウスに入ると、周囲に愛情深さを印象づけることが出来ます。

自然と愛想よく振る舞うことが出来たり、メイクやファッションを自分にあったように合わせることができます。人気者になりやすいタイプです。

また、金運に恵まれることも多いでしょう。人脈がつながった先にお金を生み出せる関係性ができたという人もいます。

金星の力をうまく生かしきれない場合は、自然に愛されるがために自意識過剰になってしまったり、浪費癖がついてしまうことがあります。

2ハウス

所有のハウスである2ハウスに金星がある人は、美しいものや五感に関わるものに価値を感じる傾向があります。

美に関わる仕事や社交的に動くことでお金を稼ぐ資質をもっています。

また、お金を表す金星が所有のハウスに入っているということで生まれつき財運に恵まれている人も多いです。

2ハウスの金星がネガティブに働いてしまうと、無駄遣いをしやすくなったり、物欲を抑えられなくなってしまうことがあります。

3ハウス

コミュニケーションや身近な人・ものとの交流をテーマとする3ハウスに金星がある人は、様々な人と対等にコミュニケーションを取れる能力があります。

相手が言ってほしいことや伝えたいことを的確に汲み取り、表現できるタイプです。

また、美意識の高い人や洗練された人と関わることを望みます。

3ハウスの金星がネガティブに働いてしまうと、相手に合わせすぎて自分を後回しにしてしまうことがあります。

4ハウス

家庭や家族を表す4ハウスに金星が入る人は、家庭内やプライベート面で楽しく華やかに過ごそうとする傾向があります。

家族や親戚との関係は気軽なものであることが多く、さまざまな楽しい経験を近しい人たちから学んだという人もいます。

また、インテリアや料理、ガーデニングなど自宅にあるものにお金を使う傾向があります。

4ハウスの金星がうまく活用できない場合は、家族仲がよいことを当たり前に感じて気遣いができなくなることがあります。

5ハウス

自己表現や愛情を表す5ハウスに金星がある人は、恋愛が人生のテーマになる傾向にあります。

恋愛をしているときに特に喜びを感じ、異性から愛情をストレートに感じられることが多いでしょう。

恋愛以外でもアートなどの美を表現することや娯楽に才能を持つ場合もあります。

5ハウスの金星がネガティブに働くと、恋愛以外の活動がおろそかになってしまったり、指摘を頑なに受け入れられなくなることがあります。

6ハウス

労働や義務、健康がテーマとなる6ハウスに金星がある人は、折衝能力や職場の雰囲気づくりが得意な傾向にあります。

場の空気を温めて人間関係面での不満が出ないチームを作ることが出来ます。美や食に関する職業が適職です。

健康面では食を通じて体調を保つことに関心を持つタイプでしょう。

6ハウスの金星がうまく活用できない場合は、周囲を優先しすぎて職場で窮屈になってしまったり、食べすぎで肥満気味になってしまうことがあります。

7ハウス

人間関係や契約を表す7ハウスに金星がある人は、対人関係において人気になれる素質を持っています。

意識せずとも愛想よく人に接することができ、相手の好意を敏感に察知しそれに答えようとする能力があるでしょう。

7ハウスは結婚もありますが、ここに金星がある場合は結婚相手に自分を十分愛してくれる人を選ぶ傾向があります。様々な人からモテるタイプです。

7ハウス金星がネガティブに働いてしまうと、意図せずに相手から執着される可能性があります。

8ハウス

共有のハウスである8ハウスに金星がある人は、愛情や金銭面で人とつながることがテーマとなります。

恋愛面では相手と心の奥深くまで愛情を共有したいという気持ちが強くなります。官能的な魅力を醸し出せるタイプでもあります。

金銭面では、誰かから遺産や価値のあるものを継承する可能性が高いです。

8ハウス金星がネガティブに働くと、身体だけの関係性になってしまうことが多くなったり、相手に対して疑心暗鬼になってしまうことがあります。

9ハウス

探求や冒険を表す9ハウスに金星が入っている人は、価値のある美しいものを探求したい気持ちが高まるでしょう。

絵画や工芸品などの美術的なものに対してその背景や人々の想いを知りたいと感じる人が多いです。

恋愛面では、精神性の高い相手を求める傾向にあります。外国の方と縁がある方も多いでしょう。

9ハウス金星がうまく活用できない場合は、恋愛面でも金銭面でものめり込んだと思ったらすぐに別のことにシフトして成果が思うように得られないことがあります。

10ハウス

社会性を表す10ハウスに金星がある人は、華やかな仕事や多くの人と関わる仕事で能力を発揮する傾向にあります。

人前に立つ仕事や交渉ごとのある仕事では大活躍できるでしょう。

適職は美容、芸術、宝飾などに関わる職業です。広い人間関係を持てる仕事も楽しくできるでしょう。

10ハウス金星がネガティブに働くと、事務作業などの地道な仕事に嫌気が差して雑になってしまう場合があります。

11ハウス

コミュニティを表す11ハウスに金星がある人は、人と人とをつなげる能力を発揮しやすいです。

チームで動いていく中でメンバーの仲を取り持ち、みんなが納得して1つの目標に向かっていけるようにアテンドすることが出来ます。

グループ同士をつなげてより大きな組織へと発展させていく力も持っています。

11ハウス金星がネガティブに働いてしまうと、自分の意見を後回しにしてしまったり、上辺の話だけで済ませてしまうことがあります。

12ハウス

無意識や秘密など見えないものを表す12ハウスに金星がある人は、愛情や美意識を幻想のようなものとして捉える傾向があります。

愛とはなにか、美しいとはどのような状態かを追求し続ける力があります。どこか不思議な惹きつけられる魅力を醸し出しているタイプでしょう。

また、目に見えないものや現実離れしたことに興味を持つこともあります。

12ハウス金星がうまく活用できない場合は、気軽な恋愛や娯楽を毛嫌いしてしまったり、答えの出ない問いに自己嫌悪してしまうことがあります。

まとめ

この記事では、西洋占星術における「金星」について解説してきました。

金星は愛情や美意識、価値あるものを表す天体でした。金星をうまく使いこなすことができれば、楽しく気持ちが満たされる恋愛ができたり、ご自身に合った方法で収入を得ることがやりやすくなります。

ご自身の金星をうまく活用して、日々を快適に過ごすためのヒントを見つけてみてください!

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