【西洋占星術】12ハウスって何を表すの? 特徴と惑星やサインとの関係を徹底解説!

あなたは西洋占星術で12ハウスがどんなことを表すハウスなのか知っていますか?

西洋占星術的には、ハウスを理解することで惑星のエネルギーが「どんな場面で発揮されるか」がわかると言われています。

この記事では、西洋占星術における「12ハウス」がどんなことを表すハウスなのか、各惑星やサインが入ったときにはどう読み解けばいいのかを解説していきます!

この記事を読めば、12ハウスの表す特徴や読み方がわかります!

12ハウスって何を表すの?

無意識や見えない世界を表すハウス!

12ハウスは無意識や見えない世界を示すハウスです。12ハウスを読み解くことで無意識的にどのような行動を起こすのかがわかります。

また、人に明かさない部分がどんなところかもわかります。

こんなキーワードで語られる
  • 無意識
  • 見えない世界
  • 人に明かさない部分

12ハウスに各惑星が入ると?

ここからはホロスコープ上で12ハウスに各惑星が入ったとき、どのような捉え方ができるか解説してきます。

太陽

無意識や秘密など見えないものを表す12ハウスに太陽がある人は、自分にとっての感覚的な幸福を理解しやすいです。

世間に見せているものとは別の顔を持って、精神的な部分の充足を保っているでしょう。

また、奉仕精神が強くなるため、どんな人が相手でもケアをすることが得意です。自分よりも相手優先で考えることができるでしょう。

12ハウスの太陽がネガティブに働いてしまうと、人の苦悩をあたかも自分が体感したかのように辛くなってしまうことがありそうです。

12ハウスに月が入っていると、繊細な感性を持っている傾向にあります。

感性がとても豊かで、目に見えないものに興味を持ったり、芸術的な活動を活動を得意としている人もいるでしょう。

周囲の人に干渉されない1人の時間を持つことが必要で、感情やプライベートを秘密にするという人も多いです。

12ハウスの月がネガティブに働いてしまうと、秘密主義すぎて得体のしれない人と思われてしまったり、自分の世界にこもってしまうこともあります。

水星

12ハウスに水星が入っていると、目に見えないことを知ったり理解したいという気持ちが高まるでしょう。

深く考えていたことについてふとひらめきがあったり、無意識的に思いつくことがありそうです。

想像力豊かな世界観を言葉にして語ることで人を引きつける力もあります。

12ハウス水星がうまく活用できない場合は、せっかくのひらめきを抑え込んでしまったり、ご自身の豊かな感性をないがしろにしてしまうことがあります。

金星

12ハウスに金星が入っていると、愛情や美意識を幻想のようなものとして捉える傾向があります。

愛とはなにか、美しいとはどのような状態かを追求し続ける力があります。どこか不思議な惹きつけられる魅力を醸し出しているタイプでしょう。

また、目に見えないものや現実離れしたことに興味を持つこともあります。

12ハウス金星がうまく活用できない場合は、気軽な恋愛や娯楽を毛嫌いしてしまったり、答えの出ない問いに自己嫌悪してしまうことがあります。

火星

12ハウスに火星が入っていると、ここぞという場面で抜群の行動力を発揮する傾向があります。

普段はエネルギーや情熱が表に出てきづらいですが、火事場の馬鹿力のようにここぞというときに反射的に強いエネルギーを発揮することが出来ます。

また、我慢強く見られて情熱が少ない人と捉えられることもあります。

12ハウス火星がうまく活用できない場合は、衝動的なエネルギーをコントロール出来ずに感情が暴発してしまったり、怪我をやすくなることがあります。

木星

12ハウスに木星が入っていると、知らず知らずのうちに人から助けられたり逆に助けてあげられる傾向があります。

無意識の内にピンチを回避することが多く、表立って運がいいと思うよりは、どちらかというと謙虚な人が多いです。

豊かな感性を持ち、スピリチュアルな探求に興味を持つこともあります。

12ハウス木星がうまく活用できない場合は、自己犠牲に走りがちで、自分を後回しにしてしまうことがあります。

土星

12ハウスに土星が入っていると、知らず知らずのうちに制限をかけてしまう傾向があります。

そのため、メランコリックな気分になったり、限界を超えられない無力さを感じることもありそうです。

それでもその気持ちが人間を探求する力にもなります。

12ハウス土星がうまく活用できない場合は、テンションの落ち込みをコントロールできなくなる場合があります。

天王星

12ハウスに天王星が入っていると、見えない部分で改革を起こせる人です。

人からは気づかれないように改革をするための準備を進めたり、無意識下でいつのまにかスタンダードを変えていることもあります。

自分のアイデンティティや個性を表現することが苦手な人も多いです。

12ハウス天王星がうまく活用できない場合は、個性を表に出せずにストレスになる場合があります。

海王星

12ハウスに海王星が入っていると、霊感や感性の高さを持つ傾向があります。

夢を見ているときなど無意識のうちに直感的なアイデアをもらえたり、人生を良くするヒントを与えられます。

スピリチュアル的能力で人を助けることもあります。

12ハウス海王星がうまく活用できない場合は、非現実的な海王星の力をアピールしすぎて、周囲から信用を得られなくなることがあります。

冥王星

12ハウスに冥王星が入っていると、勘が鋭く、霊感やサイキック能力を持つ傾向があります。

明確な理由や証拠はないけど、知らず知らずのうちに隠されていたものを見透かしていたり、直感的に感じるものがあるでしょう。

また、極限まで追い込まれたときに一発大逆転ができる力も秘めています。

12ハウス冥王星がうまく活用できない場合は、見えないものをアピールしすぎて周囲の理解を得られないことがあります。

12ハウスに各サインが入ると?

ここからは12ハウスにホロスコープ上の各サインが入ったときにどのような捉え方をするのかを解説してきます。

牡羊座

無意識や秘密など見えないものを表す12ハウスに牡羊座がある場合は、熱量を表向きに出しづらい傾向にあります。

エネルギーを内に秘めるタイプで、他者からはかなりクールな性格に見られても、心の中は非常にエネルギッシュで行動的な人が多いです。

行動しているところを人には見せたくないと思っていることも。

12ハウス牡羊座がうまく活用できない場合は、強い攻撃性が表に出せず怒りなどを溜め込んでしまう場合があります。

牡牛座

12ハウスが着実さや五感を表す牡牛座に重なると、こだわりを自分の内側に持っています。

表向きにはしませんが、自分なりのこだわりポイントや絶対に譲れない感覚を持っています。

職人気質なところもあって、1人で作業をするほうが好きという人も多いでしょう。

12ハウス牡牛座がうまく活用できない場合は、内向的になりすぎて人間関係が構築できない場合があります。

双子座

12ハウスがフットワークの軽さや好奇心旺盛さを表す双子座に重なると、じっくりと知識を深めたいタイプです。

知識欲を表向きに表現するよりも、静かに一人で知識を増やしていきたいと考える人が多いです。

コミュニケーションも常に活発というよりは、無意識に気持ちが向いた場面で積極的になるでしょう。

12ハウス双子座がうまく活用できない場合は、プライベートが見えなくて謎に思われる場合があります。

蟹座

12ハウスが思いやりの強さや家庭的なマインドを表す蟹座に重なると、クールに見えるタイプです。

感情や優しさを表に出したりすることが苦手ですが、ここぞというときには十分発揮することができます。

直感力もとても優れています。

12ハウス蟹座がうまく活用できない場合は、感情を出さないため孤独になりやすい場合があります。

獅子座

12ハウスがリーダーシップの強さや自信を表す獅子座に重なると、影の努力家タイプです。

目立とうとするタイプではなく、自分が満足できるように頑張ろうというマインドが強いでしょう。

人からの評価よりも自分の中の納得感が大切です。

12ハウス獅子座がうまく活用できない場合は、目立たないため功績を認められづらい場合があります。

乙女座

12ハウスが奉仕精神や完璧主義を表す乙女座に重なると、無意識の内に完璧を求めるタイプです。

理由はわからないけどしっかりしなければいけないという気持ちになることが多く、しっかり者の雰囲気があるでしょう。

とても冷静で動じることがありません。

12ハウス乙女座がうまく活用できない場合は、完璧にならなければいけないプレッシャーでストレスが溜まる場合があります。

天秤座

12ハウスがバランス感覚や美的感覚を表す天秤座に重なると、無意識の内に対人配慮ができるタイプです。

無意識の内に人と人を結びつけていることがあります。協調性も強く気づいたら友人がたくさんできているでしょう。

また、自分の美意識や恋愛について周りに公表することが少ない一面も。

12ハウス天秤座がうまく活用できない場合は、和を乱すことを避けるあまり自分の感情を押さえつけてしまうことがあります。

さそり座

12ハウスが意志の強さや秘密主義を表すさそり座に重なると、いざというときに強い力が出せるタイプです。

普段は普通に振る舞っていても、いざというときに洞察力や再生力を発揮してて窮地を脱することがあります。

スピリチュアルやアート、占いなどを深く追求したくなる人もいます。

12ハウスさそり座がうまく活用できない場合は、物事を極端に考えすぎる場合があります。

射手座

12ハウスが冒険家や楽観的な様子を表す射手座に重なると、無意識の内に身軽に行動しているタイプです。

目立つタイプではありませんが、気づいたらさまざまな経験をしていたという人が多いでしょう。

理由はわからないけど小さなラッキーがたくさんくるという人もいます。

12ハウス射手座がうまく活用できない場合は、外国での活動でトラブルになる場合があります。

山羊座

12ハウスが責任感の強さやハードワークを表す山羊座に重なると、影で努力ができるタイプです。

ストイックさを表に見せることが少なく、影で努力を積み重ねていける人が多いです。

また、人間関係で慎重になりやすいですが、一度繋がった人とは誠実に関わっていけるでしょう。

12ハウス山羊座がうまく活用できない場合は、努力を見せずに正当な評価が得られなくなることがあります。

水瓶座

12ハウスが型破りや合理的なマインドを表す水瓶座に重なると、無意識に自由であることを求めるタイプです。

表向きは常識人のように振る舞っていても、どこかで常識を超える行動をしたり画期的なアイデアが浮かぶことがあります。

自分の独創的な部分を受け入れてくれる人とつながると快活になれるでしょう。

12ハウス水瓶座がうまく活用できない場合は、変わり者の人に振り回される場合があります。

魚座

12ハウスが感受性の豊かさや直感を表す魚座に重なると、感性が研ぎ澄まされたタイプです。

直感が強く、ピンときたことを実践したことでうまくいくという人が多いです。直感に助けられた経験がある人もいるでしょう。

ロマンチストな部分を表に出さず、心のなかで密かに想い続けていることもあります。

12ハウス魚座がうまく活用できない場合は、直感的な部分を受け入れてもらえずフラストレーションが溜まる場合があります。

まとめ

この記事では、西洋占星術における「12ハウス」について解説してきました。

12ハウスは無意識や見えない世界を表すエリアでした。12ハウスを読み解くことで無意識的にどのような行動を起こすのかがわかります。

ご自身の12ハウスをうまく活用して、見えない世界の探求を目指してみてください!

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