タロットカードにはそれぞれ意味があります。よく絵柄から感じたことを言葉にすればよいと言われることもありますが、どうやって解釈したらよいかわからないこともありますよね。
この記事では、タロットカードの小アルカナ「ワンド2」のカードについて、どんな意味なのか、どんな風に意味を解釈すればよいのか解説していきたいと思います!
正位置・逆位置でどのように意味が変わるのか、恋愛や仕事の場面別でどうとらえればよいのかも合わせてまとめていきますので、占いでワンド2のカードが出たけどどういう意味なのか知りたい方はぜひご覧ください!
ワンド2のカードの意味
軸となるキーワード:主導権
ワンド2のカードは、主導権を表すカードです。
カードを見ると、地球儀を片手に次は何をしようかと考えています。世界を掌握しこの次の動きを練っているようです。
このイメージから、主導権を握ったり、方向性を定めるという意味があります。
正位置で出たときの基本的な意味
主導権を握る
カードの世界を掌握したイメージから、自らが主導権を握っていくという意味があります。
方向性を定める
主導権を持つ人は、これから何をしていくのかを決めることができる人です。そこから方向性を定めるという意味が出てきます。
成果を出す
世界を掌握しているということはそれだけ成果を出したと捉えることもできます。成果を出した上で次に進んでいくイメージもあるカードです。
逆位置の基本的な意味
タロットカードで逆位置が出た場合は、正位置の意味と逆になる、意味合いが弱まる、または強まることになります。
主導権を握れない
逆位置になると、世界を制することができずに主導権を握れないという意味が出てきます。
計画が立てられない・挫折
方向性が定められず計画が立てられなかったり、計画を遂行できずに挫折してしまうという意味もあります。
自信過剰・自己中心的
主導権を握ることで、自分は何でもできるというような過剰な自信が出てきたり、すべてを思い通りにしたいと思うような自己中心的な意味も持っています。
恋愛でのカードの意味
恋愛:現在の状況
正位置なら…
これからの計画を立てていくフェーズに入っているようです。
どんなふうにお相手を見つけていこうか・アプローチしていこうかと策を練ったり、付き合うことができたお相手とこれからどのように仲を深めていこうか考えている状況でしょう。
逆位置なら…
何をしていこうかあまり考えを持っていないようです。
お相手とどのように過ごそうかあまり案がなくなんでもよいと思っていたり、お相手ができればどんな人でもとりあえずいいやと思っているかもしれません。
場合によっては、自信過剰になっていて近づきづらいと思われていることもありそうです。
恋愛:気持ちや心情
正位置なら…
この先をしっかり考えていきたいと考えているようです。
お付き合いできたお相手とこの先も一緒にいるために計画を立てたいと考えていたり、どちらかというと自分がお相手を引っ張っていきたいと思っていそうです。
逆位置なら…
あまり先のことを考えていないようです。
どちらかというと今が楽しければそれでOKという気持ちで、今後お相手とどのように過ごしていきたいとか進展させていきたいという気持ちは薄くなっていそうです。
また、自分はお相手にとってぴったりのパートナーだと自信過剰に思っている面もあるかもしれません。
恋愛:問題や障害
正位置なら…
あなたの考えているお相手との今後はお相手が納得するものでしょうか?
ご自身の中に「2人の未来はこうしたい!」というビジョンがあっても、それは独りよがりになってしまっているかもしれません。お相手はあまり乗り気ではないというパターンもありそうです。
また、あなたが引っ張っていく姿についていけないと思われているかもしれません。
逆位置なら…
今後をしっかり考えていますか?
恋愛を通じて何を得たいのか、お相手を見つけてどうしたいのかあまり考えられていないのではないでしょうか。とりあえずお相手を見つけたいというだけで行動していて、あまり成果が出ていないかもしれません。
恋愛:解決策・アドバイス
正位置なら…
しっかり先を見て行動していきましょう。
お相手と今後どうしていきたいのかを考えた上で、アプローチしたり関係性を深めていけると良いでしょう。その際は、ご自身がお相手を引っ張っていけると進展が早そうです。
逆位置なら…
無理にお相手を引っ張っていく必要はありません。お相手に任せてみましょう。
また、少しはご自身の意志を優先してもよさそうです。少しくらいならわがままを言ってみましょう。
仕事でのカードの意味
仕事:現在の状況
正位置なら…
一仕事終えて、次はどうしようかと考えているところかもしれません。
また、プロジェクトチームの中でリーダー的な存在として周囲を巻き込みながら仕事に奮闘しているという人もいそうです。
逆位置なら…
目先の仕事に苦戦していてあまり先のことが考えられる状況にないかもしれません。
また、自分がリーダーのはずなのに他の人が仕事を主導していて立場がなくなっている人もいそうです。
仕事:気持ち・心境
正位置なら…
次の仕事についてどうしようかと考えている時間が楽しく感じていそうです。また、今後のキャリアプランをしっかり練っていきたいと考えている人もいるでしょう。
仕事で成果を出せたことに達成感を感じていることもありそうです。
逆位置なら…
今は先のことを考えるより目先の作業に集中したいと感じていそうです。
また、今後のキャリアに対して閉塞感を感じている場合もありそうです。
仕事:問題や障害
正位置なら…
あなたが見ているこの先のビジョンは他の人に共有できていますか?
ご自身の中ではしっかり方向性が定まっていたとしても、それが周囲の人と一致していないかもしれません。また、他の人も同じように考えているだろうと思い込んでいるかもしれません。
逆位置なら…
ビジョンを定められていないかもしれません。
やみくもに行動するのみで、何を目標にしているのかが明確になっていなさそうです。
また、この方法でやれば結果が出ると自信を持っていても、過信しすぎて思わぬトラップにハマってしまうこともありそうです。
仕事:解決策・アドバイス
正位置なら…
自分がリーダーシップを発揮して仕事をしていくことを意識しましょう。リーダーではなかったとしても、得意なところは周囲を巻き込んで自発的に動けると成果をあげられそうです。
目先よりも先を見て予測をしながら作業に当たることが大切です。
逆位置なら…
今は目先のことに集中しましょう。先を考えても実現が難しいことばかりがでてきたり、そもそも先を考える余裕がなくなっているかもしれません。
また、うまくいかないことがあれば方向転換してもよいでしょう。
まとめ
このページでは、タロットカードの「ワンド2」のカードのについて意味をご紹介してきました。
ワンド2は、主導権や方向性を定めるという意味を持つ動きのあるカードでした!
ぜひ参考になさってください!