【西洋占星術】3ハウスって何を表すの? 特徴と惑星やサインとの関係を徹底解説!

あなたは西洋占星術で3ハウスがどんなことを表すハウスなのか知っていますか?

西洋占星術的には、ハウスを理解することで惑星のエネルギーが「どんな場面で発揮されるか」がわかると言われています。

この記事では、西洋占星術における「3ハウス」がどんなことを表すハウスなのか、各惑星やサインが入ったときにはどう読み解けばいいのかを解説していきます!

この記事を読めば、3ハウスの表す特徴がわかります!

3ハウスって何を表すの?

コミュニケーションや知性・情報を表すハウス!

3ハウスはコミュニケーションや知性・情報を示すハウスです。3ハウスを読み解くことでコミュニケーションの特徴や知性・情報をどのように扱うかがわかります。

3ハウスは兄弟姉妹の近しい家族との関係性や、近い距離の旅行や引っ越しなどの移動についても知ることができます。

こんなキーワードで語られる
  • コミュニケーション
  • 知性・情報・基礎学習
  • 兄弟姉妹との関係

3ハウスに各惑星が入ると?

ここからはホロスコープ上で3ハウスに各惑星が入ったとき、どのような捉え方ができるか解説してきます。

太陽

コミュニケーションや身近な人・ものとの交流をテーマとする3ハウスに太陽がある人は、周囲の人とのコミュニケーションを通じてさまざまな情報を交換していくことが人生の目的になる傾向があります。

幅広いジャンルの人と交流することが得意なので、さまざまな知識を得られたりチャンスを得ることがあるでしょう。人脈の広さも特徴です。

また、得た情報を発信することを好む場合もあります。喋りやSNSの活用が得意な方が多いでしょう。

3ハウスの太陽がネガティブに働いてしまうと、色んな情報に振り回されてしまったり、興味関心がコロコロと変わって得るものが少なくなる場合もありそうです。

3ハウスに月が入っていると、周囲の人の感情を敏感に感じ取ることが出来ます。

相手が伝えたいことを察知したり共感する力が強く、円満なコミュニケーションを取ることができるでしょう。

好奇心が旺盛で様々な情報を得たい気持ちが多いため、持ち前のコミュニケーション力を生かして幅広い情報を得ることが出来ます。

3ハウスの月をうまく活用できない場合は、相手のネガティブさに引きずられて自分の気持ちが落ちてしまうことがありそうです。

水星

3ハウスに水星が入っていると、知的好奇心が強くなる傾向があります。

様々な人と広い付き合いをして、様々な経験を積み、そのコネクションを通じて幅広い情報を仕入れることが得意です。

その仕入れた情報をまた他の人に伝えていくこともできるタイプです。

3ハウスの水星がネガティブに働いてしまうと、扱う情報が幅広くなりすぎて浅い知識になってしまうことがあります。

金星

3ハウスに金星が入っていると、様々な人と対等にコミュニケーションを取れる能力があります。

相手が言ってほしいことや伝えたいことを的確に汲み取り、表現できるタイプです。

また、美意識の高い人や洗練された人と関わることを望みます。

3ハウスの金星がネガティブに働いてしまうと、相手に合わせすぎて自分を後回しにしてしまうことがあります。

火星

3ハウスに火星が入っていると、ストレートに伝えたいことを表現する能力があります。

思ったことは包み隠さず伝えることができます。堂々とした態度でコミュニケーションを取ることも得意です。

また、学習にも積極的で座学よりも体験しながら学ぶことが適しています。

3ハウスの火星がネガティブに働いてしまうと、人の意見を取り入れられなくなったり、ストレートな物言いで人を傷つけてしまうことがあります。

木星

3ハウスに木星が入っていると、知性を働かせたり多岐にわたる人間関係を構築する能力があります。

好奇心旺盛でコミュニケーション能力が高いため、フットワーク軽く様々な人と交流することができます。

また、学習意欲が強く、知識を広げることに喜びを感じて、自分の興味のあることを納得行くまで調べ上げることも得意です。

3ハウスの木星がネガティブに働いてしまうと、興味が散漫になって得られるものが減ってしまったり、話を誇張しすぎてしまうことがあります。

土星

3ハウスに土星が入っていると、コミュニケーションを慎重に行う性質があります。

人のリアクションを伺って自分がどう会話をしていこうか慎重に考えるタイプです。

また、学習においては、基礎的な部分の習得に時間がかかる傾向がありますが、そこを乗り越えるとスムーズに理解を進めていけます。

3ハウスの土星がネガティブに働いてしまうと、自分から人との関わりを避けてしまったり、学びを諦めてしまうことがあります。

天王星

3ハウスに天王星が入っていると、人と違う部分に興味関心を抱く性質があります。

人とは違うことを学びたくなったり、情報を集めようとする傾向があります。マニアックを追求できるでしょう。

また、コミュニケーションにおいても人とは違う表現をすることもありそうです。

3ハウスの天王星がネガティブに働いてしまうと、表現が独特すぎて思うように伝わらないことがあります。

海王星

3ハウスに海王星が入っていると、イメージや想像したものを言語化する能力があります。

直感的に感じたことや脳裏に浮かんでいることを人にわかりやすく言葉で伝えることが得意です。言い回しも美しいでしょう。

また、人からのリアクションがないと落ち込んでしまう一面もあります。

3ハウスの海王星がネガティブに働いてしまうと、主体的にコミュニケーションをとることを遠慮して人間関係が育たない場合があります。

冥王星

3ハウスに冥王星が入っていると、人一倍強い探究力があります。

これを知りたい・詳しくなりたいと思うことがあればそれを細部まで調べ上げ、多角的に深く理解しようとします。

また、人の心の奥にある気持ちを洞察する力も強いです。

3ハウスの冥王星がネガティブに働いてしまうと、言葉の影響力が強くなって意図せず相手を傷つけてしまう場合があります。

3ハウスに各サインが入ると?

ここからは3ハウスにホロスコープ上の各サインが入ったときにどのような捉え方をするのかを解説してきます。

牡羊座

コミュニケーションや身近な人・ものとの交流をテーマとする3ハウスに牡羊座が重なる人は、ストレートにコミュニケーションを取る性質があります。

思考がシンプルで、ストレートな言語表現をするでしょう。意見を伝えることに遠慮がなく、伝えたいことをそのまま話すことができます。

また、学習においては、好きな分野とそうでない分野の差が大きいでしょう。興味を持てれば、積極的に取り組める力があります。

3ハウス牡羊座がネガティブに働いてしまうと、表現がストレートになりすぎて相手を傷つけてしまうことがあります。

牡牛座

3ハウスが着実さや五感を表す牡牛座に重なると、知識をコツコツと蓄えられる性質があります。

様々なジャンルの知識をコツコツ積み上げて得ていくことが得意です。その知識が役立つ場面もたくさんあります。

また、おっとりした話し方をする人が多い傾向にあります。

3ハウス牡牛座がネガティブに働いてしまうと、中身のない話をする人が苦手になり避けてしまうことがあります。

双子座

3ハウスがフットワークの軽さや好奇心旺盛さを表す双子座に重なると、気軽に多くの人とのやり取りを楽しめるでしょう。

持ち前のコミュニケーション力を大いに発揮して、多様な表現ができたりその人にあった話題を提供することができます。

また、頭の回転も早く勉強ができるタイプも多いです。

3ハウス双子座がネガティブに働いてしまうと、得た知識が多すぎていつの間にか忘れてしまうことがあります。

蟹座

3ハウスが思いやりの強さや家庭的なマインドを表す蟹座に重なると、共感力を活かしてコミュニケーションを取れるタイプです。

感情的なやり取りが得意で、人の話していることに共感しながらコミュニケーションを取ることができるでしょう。

また、心や人の内面に関わる学びに興味を持つ人も多いです。

3ハウス蟹座がネガティブに働いてしまうと、データや事実を羅列したコミュニケーションに苦手意識を感じることがあります。

獅子座

3ハウスがリーダーシップの強さや自信を表す獅子座に重なると、コミュニケーション能力に自信を持っているタイプです。

コミュニケーションが前向きにできる能力や知識の数が多いと自負する人が多いでしょう。

また、人に負けないように学びに火がつくという人もいます。

3ハウス獅子座がネガティブに働いてしまうと、知識のない人やコミュニケーションが苦手な人を見下すことがあります。

乙女座

3ハウスが奉仕精神や完璧主義を表す乙女座に重なると、丁寧なコミュニケーションが得意なタイプです。

伝えたいことは相手にも1から10まですべて理解してもらえるようにしたいという気持ちが強いです。

また、学習面では自分から向き合うことができるでしょう。苦手なことも頑張れる力があり成績も良いタイプです。

3ハウス乙女座がネガティブに働いてしまうと、相手に丁寧に伝えすぎておせっかいになることがあります。

天秤座

3ハウスがバランス感覚や美的感覚を表す天秤座に重なると、相手を見ながらコミュニケーションの方法を変えていける器用なタイプです。

一方的に伝えるのではなく、相手が理解しやすいように表現を考えたり理解度を把握しながら話すことができます。

また、学習面ではまんべんなく学ぶ意欲がありますが、自分の世界に入ると1つのことに偏る場合も。

3ハウス天秤座がネガティブに働いてしまうと、相手に合わせすぎて伝えたいことを言えない場面があります。

さそり座

3ハウスが意志の強さや秘密主義を表すさそり座に重なると、相手の様子を洞察する力が強く働くタイプです。

たくさん会話をしなくても相手の様子や求めていることがよくわかってしまうでしょう。

また、学習面では1つのことを追求する力が強いです。いろんなことをまんべんなくやるのは苦手意識があります。

3ハウスさそり座がネガティブに働いてしまうと、口数が少なくて何を考えているのかわからないと思われることがあります。

射手座

3ハウスが冒険家や楽観的な様子を表す射手座に重なると、自由なコミュニケーションが得意なタイプです。

型にはまらず伝えたい方法や表現で伝えるでしょう。前向きな発言が多いです。

また、学習面では哲学や美術、心理学などに興味を持ちやすいです。興味を持ったことは深く学んでいけるでしょう。

3ハウス射手座がネガティブに働いてしまうと、自由すぎて相手に受け入れられないことがあります。

山羊座

3ハウスが責任感の強さやハードワークを表す山羊座に重なると、真面目なコミュニケーションになりやすいタイプです。

相手をしっかり尊重して粗相のないように心がけます。冗談を言うのが苦手かもしれません。

また、学習面では地道に努力を積み重ねて着実に知識を身につけられるでしょう。

3ハウス山羊座がネガティブに働いてしまうと、コミュニケーションや学習に苦手意識を感じて避けてしまう場合があります。

水瓶座

3ハウスが型破りや合理的なマインドを表す水瓶座に重なると、人と平等に接することが得意なタイプです。

性別や出自が違っても、差をつけることなくみんな同じように接することができます。

また、論理的なコミュニケーションができるため、頭の良い印象を持たれるでしょう。

3ハウス水瓶座がネガティブに働いてしまうと、論理的すぎて感情がないと思われることがあります。

魚座

3ハウスが感受性の豊かさや直感を表す魚座に重なると、繊細なコミュニケーションが得意なタイプです。

相手の伝えたいことを汲み取って、寄り添ったコミュニケーションができます。

また、学習面では感覚的に物事を覚えたり感覚で理解を深められる人が多いです。

3ハウス魚座がネガティブに働いてしまうと、相手の感情に飲まれて自分の気持ちも不安定になることがあります。

まとめ

この記事では、西洋占星術における「3ハウス」について解説してきました。

3ハウスは近しい距離でのやり取りや知性・情報を表すエリアでした。3ハウスを読み取ることで、コミュニケーションの取り方や情報の扱い方がわかります。

ご自身の3ハウスをうまく活用して、円滑なやりとりを目指してみてください!

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