【西洋占星術】4ハウスって何を表すの? 特徴と惑星やサインとの関係を徹底解説!

あなたは西洋占星術で4ハウスがどんなことを表すハウスなのか知っていますか?

西洋占星術的には、ハウスを理解することで惑星のエネルギーが「どんな場面で発揮されるか」がわかると言われています。

この記事では、西洋占星術における「4ハウス」がどんなことを表すハウスなのか、各惑星やサインが入ったときにはどう読み解けばいいのかを解説していきます!

この記事を読めば、4ハウスの表す特徴がわかります!

4ハウスって何を表すの?

家庭やプライベートを表すハウス!

4ハウスは家庭やプライベートを示すハウスです。4ハウスを読み解くことで家族との関わり方やプライベートの傾向がわかります。

私的な姿を表すエリアといえるでしょう。

こんなキーワードで語られる
  • 家庭
  • 近しい人
  • プライベート

4ハウスの始点はIC

4ハウスの始点はICと呼ばれる特別な点になります。

ICは4ハウスで見られるような、家族や近しい人との関わりを表すポイントです。ここに惑星がアスペクトで絡んでくると、その惑星のエネルギーが私的な関わりや振る舞いなどに大きく影響していきます。

4ハウスに各惑星が入ると?

ここからはホロスコープ上で4ハウスに各惑星が入ったとき、どのような捉え方ができるか解説してきます。

太陽

家庭や家族を表す4ハウスに太陽が入る人は、家庭を持つことや家族を大切にすることが人生の目的となる傾向があります。

仕事よりもプライベートを大切にして、家族の時間を多く持ちたいと思う人が多いでしょう。家庭のことを自分が鎧を脱いで羽を広げられる場という捉え方をしています。

また、家族や自分に親しい人たちを大切にしたい気持ちが強く、その人達を守るために力を尽くすことができます。

4ハウスの太陽がマイナスに働くと、身内以外の人を拒絶してしまったり否定してしまうことがあるかもしれません。

4ハウスに月が入っていると、精神的な安定を家庭やプライベートに求めたい傾向にあります。

素の自分を家族に受け入れてもらいたい気持ちが強く、家族との関わりを多く持つ人が多いです。両親から強い影響を受けるということもあります。

また、家庭の時間に限らず、プライベートの時間を大切にするため、仕事ばかりの環境は辛くなってしまうでしょう。

4ハウス月の力がネガティブに働くと、家族との距離が近すぎて自分の意見がなくなってしまったり、いいなりになってしまいそうです。

水星

4ハウスに水星が入っていると、家庭内や自分のテリトリー内でのコミュニケーションが活発になる傾向があります。

家族や親戚とのコミュニケーションの頻度が多く、大人になっても会話を楽しめるタイプです。穏やかでのびのびした雰囲気を作ることが得意です。

水星はフットワークの軽い天体なので、自分の心地よい空間をどんどん広げていくことも可能です。

4ハウスの水星がうまく活用できない場合は、狭い空間や気が詰まるような重苦しいコミュニケーションに適応できないことがあります。

金星

4ハウスに金星が入っていると、家庭内やプライベート面で楽しく華やかに過ごそうとする傾向があります。

家族や親戚との関係は気軽なものであることが多く、さまざまな楽しい経験を近しい人たちから学んだという人もいます。

また、インテリアや料理、ガーデニングなど自宅にあるものにお金を使う傾向があります。

4ハウスの金星がうまく活用できない場合は、家族仲がよいことを当たり前に感じて気遣いができなくなることがあります。

火星

4ハウスに火星が入っていると、早くから自立をしようとする傾向があります。

家族の中では主導権を握ることが多く、若いときから自立した生活を望みます。

また、家族に対しては思っていることを包み隠さず伝えられるという人も多いです。

4ハウスの火星がうまく活用できない場合は、フラストレーションが貯まるとネガティブな感情を近しい人にぶつけてしまうことがあります。

木星

4ハウスに木星が入っていると、家族や家庭を最も重要視する傾向があります。

家族を支えたい・幸せにしたいという気持ちが強く、家族や家庭を大切にして居心地の良い環境を求める傾向があります。

仕事よりもプライベートを充実させることで幸福感を感じられやすいです。

4ハウスの木星がうまく活用できない場合は、身内に対して過保護になりすぎておせっかいに感じられてしまうことがあります。

土星

4ハウスに土星が入っていると、近しい人との関わりほど慎重になる傾向があります。

家族に対して言いたいことが言えなかったり、近しい人が他の人と仲良くしているところを見ると離れていくのではないかという恐怖感を覚えることもあるでしょう。

また、安定した家庭を作るために努力ができる人でもあります。

4ハウスの土星がうまく活用できない場合は、拒絶を恐れて近しい人との関わりに警戒しすぎてしまうことがあります。

天王星

4ハウスに天王星が入っていると、近しい人と型にとらわれない関わりになる傾向があります。

一般的な家族像よりももっとラフな関係性になったり、頻繁に引っ越しをするという人もいます。

どちらかというと、町内会などの身近な集まりに参加するのは苦手意識があり、自由なライフスタイルを好みます。

4ハウスの天王星がうまく活用できない場合は、地域の生活上でのルールを守れずにトラブルになってしまうことがあります。

海王星

4ハウスに海王星が入っていると、家族を持つことを理想とする傾向があります。

幸せな家庭を築きたい、家族と平和に過ごしたいという気持ちを持つ人が特に多いです。理想に向かって家族関係をよくしようと努力できます。

家族の痛みも自分の痛みのように感じて共感性の強いタイプでもあります。

4ハウスの海王星がうまく活用できない場合は、家族のことまで自分が決めてしまってトラブルになったり、家族に依存してしまうことがあります。

冥王星

4ハウスに冥王星が入っていると、家庭環境や近しい人との関係性が大きく変わることが多いでしょう。

家族と離別したり、近しい人との居場所がなくなるなど一時的につらい環境になるかもしれません。

しかし、それを経ることで自立心が生まれたり、自分が新たな安心できる居場所を作ることにつながるでしょう。

4ハウスの冥王星がうまく活用できない場合は、再起ができず家庭に不信感を抱く場合があります。

4ハウスに各サインが入ると?

ここからは4ハウスにホロスコープ上の各サインが入ったときにどのような捉え方をするのかを解説してきます。

牡羊座

家庭や家族を表す4ハウスに牡羊座が重なる人は、近しい人ほど遠慮なく関わることができます。

家族に対して言いたいことを遠慮なく伝えることができたり、感情をストレートに表すでしょう。家族内で喧嘩しやすいという人もいます。

また、安定した家庭を作るために自分が率先して工夫をしようという意欲があります。

4ハウス牡羊座がうまく活用できない場合は、家族や近しい人の意向を無視してしまうことがあります。

牡牛座

4ハウスが着実さや五感を表す牡牛座に重なると、安定を求めることができます。

プライベートはマイペースに過ごしたいタイプです。インテリアにこだわる人も多いでしょう。

また、安定した家庭を作るために改善を重ねる傾向があります。

4ハウス牡牛座がうまく活用できない場合は、プライベートの心地よい過ごし方がなかなか決まらずに試行錯誤しすぎて疲れてしまうことがあります。

双子座

4ハウスがフットワークの軽さや好奇心旺盛さを表す双子座に重なると、近しい人とのコミュニケーションを楽しむことができます。

家族とやり取りする機会が多く、仲が良い人が多いでしょう。

また、プライベートでも学びを続けたり情報収集を欠かさない一面も。生活を豊かにするためのライフハックなどを多く知っています。

4ハウス双子座がうまく活用できない場合は、家庭内の重要な問題をスルーしてしまうことがあります。

蟹座

4ハウスが思いやりの強さや家庭的なマインドを表す蟹座に重なると、家庭を大切にすることができます。

仕事よりもプライベートの時間を充実させるタイプで、特に家族との時間を多く取りたいと思うでしょう。

また、心を許せる人を厳選して、認めた人とは親密に付き合うというパターンが多いです。全面的に味方をします。

4ハウス蟹座がうまく活用できない場合は、大切にしすぎておせっかいになってしまうことがあります。

獅子座

4ハウスがリーダーシップの強さや自信を表す獅子座に重なると、家庭内で主導権を握る立場になることができます。

家庭内では自分のこだわりを家族に受け入れてもらいたい気持ちが強いでしょう。

また、プライベートを派手にしたいという人も多いでしょう。

4ハウス獅子座がうまく活用できない場合は、内弁慶になってしまうことがあります。

乙女座

4ハウスが奉仕精神や完璧主義を表す乙女座に重なると、家族に奉仕する力が強く出ます。

家族が過ごしやすいように生活を整えたいという気持ちが強いでしょう。人の世話をすることが得意でしょう。

また、堅実な暮らしができるので、生活習慣が乱れることもなく健康的に過ごせるでしょう。

4ハウス乙女座がうまく活用できない場合は、家族にいろいろやってあげたくなって堕落させてしまうことがあります。

天秤座

4ハウスがバランス感覚や美的感覚を表す天秤座に重なると、家族にも気遣いをするタイプです。

家族が過ごしやすいように関係を取り持ったり、愚痴を聞いてあげられる人が多いでしょう。

また、自宅のインテリアや家具にこだわることもあります。

4ハウス天秤座がうまく活用できない場合は、本音を打ち明けることが苦手になることがあります。

さそり座

4ハウスが意志の強さや秘密主義を表すさそり座に重なると、何をしてでも家族を守る意志の強さがあります。

家庭内では家族が何を考えているのか察する力が強く、望みを叶えてあげるために手を尽くすことが多いでしょう。

また、プライベートのことを他人には明かさない人も。

4ハウスさそり座がうまく活用できない場合は、手段を選ばず強引になってしまうことがあります。

射手座

4ハウスが冒険家や楽観的な様子を表す射手座に重なると、家族のあり方を自由にできます。

一般的な家族のイメージとは異なる家族像を作ることができます。家族と別居したり、2拠点生活なども興味があるでしょう。

また、プライベートの時間も自分が思いついたことを思いっきりやりたいという人が多いです。

4ハウス射手座がうまく活用できない場合は、家族のためにかける時間が少なくなることがあります。

山羊座

4ハウスが責任感の強さやハードワークを表す山羊座に重なると、伝統的な家族像を理想とするタイプです。

家族に対しては厳しく接するべきと考える人が多く、伝統的な両親と同居する家族像や年長者を敬う関係性を望む人が多いでしょう、

また、プライベートでも自分に厳しくストイックな傾向もあります。

4ハウス山羊座がうまく活用できない場合は、近しい人から感情がない人だと思われることがあります。

水瓶座

4ハウスが型破りや合理的なマインドを表す水瓶座に重なると、プライベートを自由に楽しむ傾向ができます。

伝統的な家庭の形にこだわらず、別居婚や事実婚などを受け入れられるマインドを持っています。

また、プライベートでも一般的な過ごし方に興味がなく、自由な過ごし方を求める人も多いでしょう。

4ハウス水瓶座がうまく活用できない場合は、先進的な考え方が身内に受け入れられなくなってしまうことがあります。

魚座

4ハウスが感受性の豊かさや直感を表す魚座に重なると、家族に奉仕する力が強く出ます。

家族が過ごしやすいように気遣ってあげたい気持ちが強いでしょう。家族が求めることを把握する力も強いです。

また、理想が膨らむので、理想の家族像を追い求めることもあるかもしれません。

4ハウス魚座がうまく活用できない場合は、家族を優先しすぎて自分がどうしたいかわからなくなってしまうことがあります。

まとめ

この記事では、西洋占星術における「4ハウス」について解説してきました。

4ハウスは家庭やプライベートを表すエリアでした。4ハウスを読み解くことで家族との関わり方やプライベートの傾向がわかります。

ご自身の4ハウスをうまく活用して、プライベートの充実を目指してみてください!

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