【西洋占星術】蟹座ってどんなサイン(星座)?特徴を徹底解説!

あなたは西洋占星術で蟹座がどんなことを表すサイン(星座)なのか知っていますか?

蟹座は思いやりがあり身内を大切にするサインです。

西洋占星術的には、サインを読み解くことで惑星が「どのような形で発揮されるか」がわかると言われています。

この記事では、西洋占星術における「蟹座」がどんなことを表すサインなのか、各惑星やハウスに該当したときにはどう読み解けばいいのかを解説していきます!

この記事を読めば、蟹座の表す特徴がわかります!

蟹座ってどんなサイン(星座)?

思いやりの強さや家庭的なマインドを表すサイン!

蟹座は占いでは思いやりの強さや家庭的なマインドを表すサインです。思いやりの強さを活かして自分に近しい人を守り抜く強さと優しさを持っています。

この蟹座の力をうまく活用することができると、人にやさしく接したり、近しい人を大切に扱うことができます。

逆に、うまく活用できないと、感情的になって周囲を振り回すこともあります。

こんなキーワードで語られる
  • 思いやり
  • 家庭的
  • 感情

蟹座はこんな属性

マーク

ホロスコープ上で蟹座を表すマークはこちらになります。

2区分ポラリティ:男性宮or女性宮)

サインのポジティブ(男性宮)/ネガティブ(女性宮)を区別する2区分の場合、蟹座は「ネガティブ(女性宮)」に入ります。

ネガティブというのは、感情や気持ちのことではなく、エネルギーが内に向かいやすかったり、受け身でひかえめな性質を表します。

3区分(クオリティ:活動宮or不動宮or柔軟宮)

サインを3つに区別する3区分の場合、蟹座は「活動宮」に入ります。

活動宮は文字通り活発で、何かをスタートさせるときや行動しているときに充足感を感じます。蟹座のほかに牡羊座、天秤座、山羊座も同じ活動宮のグループです。

4区分(エレメント:火or地or風or水)

サインを4つに区別する4区分の場合、蟹座は「水」の星座に入ります。

水星座は感情を重視します。共感力に優れていて直感力も強い傾向もあります。蟹座のほかに、さそり座、魚座も同じ水星座のグループです。

ルーラー(守護星)

蟹座のルーラーは月です。月が蟹座に入るとより強力に力を発揮します。

蟹座に各惑星が入ると?

ここからはホロスコープ上で蟹座に各惑星が入ったとき、どのような捉え方ができるか解説してきます。

太陽

思いやりの強さや家庭的なマインドを表す蟹座に太陽が入ると、信頼した人との関係を深めて安定した生活をする力が高まります。

自分の身内とも呼べる身近な人(家族に限らずかに座さんにとって大切な人)を積極的に守ろうとする気持ちが強くあります。内と外を区別する思考が強いため、場合によっては外と判断した人に対して厳しくなることも。

性別に限らず母親のようにやさしく周囲をケアしてくれる存在でもあります。

太陽かに座をうまく活用できない場合は、感情的になって周囲を振り回してしまうことがありそうです。

蟹座に月が入っていると、精神的なつながりを大切にしたい気持ちが強いでしょう。

とても情緒豊かで人情を大切にします。世話好きで包容力があるタイプです。性別を問わず母性本能が強くある人が多く、身近な人をとても大切にできます。

月かに座の力がネガティブに出てしまうと、周囲の人に対して過干渉になってしまったり、情を優先しすぎて理性的な判断ができなくなってしまうことがあります。

水星

蟹座に水星が入っていると、感情を優先して物事を判断する傾向にあります。

人の気持ちを察することが得意なため、それを生かしてご老人や子どもたちのケアに当たる仕事に適性があります。また、知識を溜め込むことも得意なため記憶力も高いでしょう。

コミュニケーション面では、相手が自分に近かったり好きな相手であれば親しく、そうでなければドライな反応をすることが多いです。

水星かに座をうまく活用できない場合は、感情を優先しすぎて理論的な考えができなくなってしまったり、仕事の出来が気分によって変わってしまうことがあります。

金星

蟹座に金星が入っていると、情緒深い恋愛をする傾向にあります。

相手の気持ちをとても大切にして、最後まで親身になって面倒を見てあげられます。母性的な愛情を与えることができるため、一緒にいると安心できるタイプでしょう。

金銭面では、家庭内で使うものに出費を惜しまなかったり、人を喜ばせるためにお金を使いたくなりそう。

金星かに座をうまく活用できない場合は、相手に対しておせっかいになってしまったり、寂しさをお金で解決しようとしてしまうことがあります。

火星

蟹座に火星が入っていると、エネルギーをうまくカモフラージュする傾向にあります。

かに座は愛情を主に内側(家族、仲間内など)に向ける星座ですが、火星はエネルギーを外に出していく星です。その2つが合わさると、持っているエネルギーを過小評価して表に出さないことが多いでしょう。

身内がよりよく過ごせるようにという方向で行動を積極的に起こすことは多いタイプです。

火星かに座をうまく活用できない場合は、感情が爆発して抑えきれなくなってしまったり、仲間ではない人を排除するために攻撃してしまうことがあります。

木星

蟹座に木星が入っていると、家族との時間やプライベートの時間を充実させることで幸運をつかめます。

家族に対しては接する時間を増やしたり、穏やかに過ごせるような配慮をすることで、心地よい時間を過ごすことができるでしょう。

また、ワークライフバランスをとって、仕事以外の時間を多く取り、趣味やご近所付き合いを綿密にするのもよいです。

木星かに座をうまく活用できない場合は、感情が溢れすぎて周囲との温度差が出てくることがあります。

土星

蟹座に土星が入っていると、近しい人と親密な関係を築くことや素直な感情を出すことに苦手意識があります。

近しい人から拒絶されることに恐怖を感じる傾向があり、あえて避けるという場合もあるでしょう。

少しずつ距離を詰めていったり、自分の感情だけでなく相手はどのように感じているのかに注目することで少しずつ慣れていくことができます。

土星かに座をうまく活用できない場合は、自分を受け入れてもらうことに集中しすぎて相手の気持ちを考えられなくなってしまいます。

天王星

蟹座に天王星が入っていると、近しい人を守るための変化を積極的に起こしていける力があります。

基本的には変化を好まないため、反発しようとすることがあります。

それでも、家族や親しい人を守るための変化であったり、理不尽なことがあれば、そこを改善するために行動することができます。

天王星かに座をうまく活用できない場合は、変化に対応しきれずにストレスを抱えやすくなってしまいます。

海王星

蟹座に海王星が入っていると、近しい人を守ったり愛するためにどこまでも力を注げる人が多いです。

自分のことを後回しにしてでも、家族や親しい人が快適に過ごせるように尽力します。

また、同世代のつながりを求める人も多く、同窓会が多かったり、同じ土地出身者の集まりがあるパターンもあります。

海王星かに座をうまく活用できない場合は、お互いに支え合ううちに依存となってしまい、いつのまにか愛情から憎しみに変わってしまうことがあります。

冥王星

蟹座に冥王星が入っていると、家族や身近な愛するものの形が変わっていくタイミングです。

家族というもののあり方や定義が変わっていったり、近しい人や愛するものの存在意義が変わることもあります。

また、家庭や自分が暮らす国など安定した居場所をキープするためのやり方を変えていける力もあります。

冥王星かに座をうまく活用できない場合は、愛するために犠牲になることがあります。

蟹座に各ハウスが入ると?

ここからは蟹座にホロスコープ上の各ハウスが入ったときにどのような捉え方をするのかを解説してきます。

1ハウス

思いやりの強さや家庭的なマインドを表す蟹座に自分自身そのものを示す1ハウスが重なると、感情豊かで近しい人を大切にする性質があります。

共感力が強く優しい雰囲気の人が多いです。実際に柔らかな雰囲気を感じることもあります。

また、家族や近しい人との関係を大切にしていて、ケアをしてあげているということも。

1ハウス蟹座の力をうまく生かしきれない場合は、共感力が強すぎて疲れてしまうことがあります。

2ハウス

所有のハウスである2ハウスに蟹座が重なる場合は、安定して価値あるものを得ていくことに重きを置く傾向があります。

物質的な安定が心の安定につながるタイプで、金銭的に大きな冒険はしないタイプでしょう。

お金の使い方としては、あまり浪費はしないですが、家族に関わることや家の中の生活を快適にするものに対して使いたくなる傾向にあります。

2ハウス蟹座がネガティブに働いてしまうと、心が不安定なときに浪費傾向になることがあります。

3ハウス

コミュニケーションや身近な人・ものとの交流をテーマとする3ハウスに蟹座が重なる人は、共感力を活かしてコミュニケーションを取れるタイプです。

感情的なやり取りが得意で、人の話していることに共感しながらコミュニケーションを取ることができるでしょう。

また、心や人の内面に関わる学びに興味を持つ人も多いです。

3ハウス蟹座がネガティブに働いてしまうと、データや事実を羅列したコミュニケーションに苦手意識を感じることがあります。

4ハウス

家庭や家族を表す4ハウスに蟹座が重なる人は、家庭を大切にすることができます。

仕事よりもプライベートの時間を充実させるタイプで、特に家族との時間を多く取りたいと思うでしょう。

また、心を許せる人を厳選して、認めた人とは親密に付き合うというパターンが多いです。全面的に味方をします。

4ハウス蟹座がうまく活用できない場合は、大切にしすぎておせっかいになってしまうことがあります。

5ハウス

自己表現や愛情を表す5ハウスに蟹座が重なる場合は、情緒的な表現が得意な傾向があります。

自己表現をすることが心の安定につながるため、情緒的な表現で芸術的な活動をすることがあります。

恋愛においては、共感を求めるタイプです。あっさりとした恋愛は物足りなく感じるかもしれません。

5ハウス蟹座がネガティブに働くと、親しくなった人に対して共感を強制させる可能性があります。

6ハウス

労働や義務、健康がテーマとなる6ハウスに蟹座に重なる場合は、弱い立場の人をケアすることに縁があります。

思いやりの強さを持っているため、小さい子供やご老人などと関わることで強みを発揮できます。

教育や介護などの仕事に適性があります。

6ハウス蟹座がうまく活用できない場合は、手助けをしすぎて相手の自立を送らせてしまう場合があります。

7ハウス

人間関係や契約を表す7ハウスに蟹座が重なっている場合は、共感ができる人との関わりを築きたいタイプです。

上辺だけのコミュニケーションよりも、お互いに共感できて優しさを分け合える人との人間関係を重要視するでしょう。

結婚生活でも家庭によく尽くすことができます。家族に対しては甘えたい気持ちも出てくるでしょう。

7ハウス蟹座がネガティブに働いてしまうと、共感力のない人を邪険に扱ってしまうことがあります。

8ハウス

共有のハウスである8ハウスに蟹座が重なっている場合は、感情を他の人と共有する傾向にあります。

親しい人とそうでない人を明確に線引きして、扱いを大きく変えることが多いです。

伝統的な家庭に生まれて自分もそれを次の世代に繋げていく人や家庭内の伝統行事やしきたりを大切にする人が多いでしょう。

8ハウス蟹座がネガティブに働くと、時代遅れになった伝統も拒否することができず納得行かないまま続けることになる場合があります。

9ハウス

探求や冒険を表す9ハウスに蟹座が入っている人は、人の内面を深く探求したいという傾向があります。

人の心理や哲学的な部分を深く知りたいという気持ちを持って学び続けることがあります。

家族旅行に対して良い思い出を持っていて、家族といろいろなところに行きたいという人も多いです。

9ハウス蟹座がうまく活用できない場合は、未知の世界に飛び出すことに怖気づくことがあります。

10ハウス

社会性を表す10ハウスに蟹座が重なっている場合は、社会的成功を得るために共感力や思いやりを活用できる傾向があります。

人や動植物のケアをしたり、他者とのコミュニケーションを通じて共感力を活用し、うまく立ち回っていくことも得意です。

人と協力する仕事や教育福祉など弱い立場の人をケアする仕事に縁があります。

10ハウス蟹座がネガティブに働くと、自分の意見を出すのが苦手になる場合があります。

11ハウス

コミュニティを表す11ハウスに蟹座が重なっている場合は、近しい人だけを集めたコミュニティを求めるタイプです。

多様な人が集まるよりも気心知れた人たちとの規模の小さいコミュニティのほうが心地よく感じます。

近しい人の中では気遣いだけでなく甘えも少しは許してほしいと思うタイプです。

11ハウス蟹座がネガティブに働いてしまうと、外部の人を邪険に扱う可能性があります。

12ハウス

無意識や秘密など見えないものを表す12ハウスに蟹座がある場合は、クールに見えるタイプです。

感情や優しさを表に出したりすることが苦手ですが、ここぞというときには十分発揮することができます。

直感力もとても優れています。

12ハウス蟹座がうまく活用できない場合は、感情を出さないため孤独になりやすいです。

まとめ

この記事では、西洋占星術における「蟹座」について解説してきました。

蟹座は思いやりがあり、家庭的な特徴を持つサインでした。蟹座の力をうまく活用できれば、優しさに溢れ心を通わせるコミュニケーションが楽しめます。

ご自身の蟹座をうまく活用して、優しさを発揮する生活を目指してみてください!

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