【西洋占星術】牡牛座ってどんなサイン(星座)?特徴を徹底解説!

あなたは西洋占星術で牡牛座がどんなことを表すサイン(星座)なのか知っていますか?

牡牛座は五感が鋭く着実に歩みを進める性質を持つサインです。

西洋占星術的には、サインを読み解くことで惑星が「どのような形で発揮されるか」がわかると言われています。

この記事では、西洋占星術における「牡牛座」がどんなことを表すサインなのか、各惑星やハウスに該当したときにはどう読み解けばいいのかを解説していきます!

この記事を読めば、牡牛座の表す特徴がわかります!

牡牛座ってどんなサイン(星座)?

着実さや五感を表すサイン!

牡牛座は占いでは着実さや五感を表すサインです。五感の鋭さを活かしたり、着実に歩みを進めて目標を達成します。

この牡牛座の力をうまく活用することができると、目指したものを着実に得ていけたり、五感を活かした豊かな生活ができるようになります。

逆に、うまく活用できないと、頑固になったり、変化に対応しづらくなることもあります。

こんなキーワードで語られる
  • 着実さ・粘り強さ
  • 五感
  • 豊かさ

牡牛座はこんな属性

マーク

ホロスコープ上で牡牛座を表すマークはこちらになります。

2区分ポラリティ:男性宮or女性宮)

サインのポジティブ(男性宮)/ネガティブ(女性宮)を区別する2区分の場合、牡牛座は「ネガティブ(女性宮)」に入ります。

ネガティブというのは、感情や気持ちのことではなく、エネルギーが内に向かいやすかったり、受け身でひかえめな性質を表します。

3区分(クオリティ:活動宮or不動宮or柔軟宮)

サインを3つに区別する3区分の場合、牡牛座は「不動宮」に入ります。

不動宮は安定感があり変化がない状態に充足感を感じます。牡牛座のほかに獅子座、さそり座、水瓶座も同じ不動宮のグループです。

4区分(エレメント:火or地or風or水)

サインを4つに区別する4区分の場合、牡牛座は「地」の星座に入ります。

地星座は堅実で現実的な視点を持ちます。実用的なやり方や現実に起こることを重視する傾向もあります。牡牛座のほかに、乙女座、山羊座も同じ地星座のグループです。

ルーラー(守護星)

牡牛座のルーラーは金星です。金星が牡牛座に入るとより強力に力を発揮します。

牡牛座に各惑星が入ると?

ここからはホロスコープ上で牡牛座に各惑星が入ったとき、どのような捉え方ができるか解説してきます。

太陽

着実さや五感を表す牡牛座に太陽が入ると、ほしいと思うものを手に入れようとする力が高まります。

ほしいと思うものは、美しいものや美味しいものといった五感に関わるものや金銭面など人それぞれですが、自分の手中に収めるために、粘り強く諦めないで努力ができる人たちです。

安定志向が強く、冒険は少し遠慮したいという気持ちを持ちがちです。

太陽おうし座の特性が発揮されない場合は、継続力がなくて得られるものがなくなってしまったり、型にはまった考え方しかできなくなってしまうということも考えられます。

牡牛座に月が入っていると、本能的に安定感を求める性格でしょう。

経済的な安定や落ち着いた環境、衣食住が整った生活が心地よく感じて、気持ちの安定にもつながっています。

この月の力を活用できると、周囲にも落ち着いたキャラクターで接することができたり、粘り強さや忍耐力を発揮することができます。

反対におうし座の月を活用できない場合は、のんびり過ぎて置いていかれてしまったり、安定志向が強くなって冒険ができなくなってしまうことがあります。

水星

牡牛座に水星が入っていると、スペシャリストとしての能力が高まります。

最初は作業に時間がかかっていても、慣れてくると誰よりもハイレベルになり、プロフェッショナル・職人と呼べるほどのスキルを得ることができます。五感を生かした職種に適性があります。

コミュニケーション面では、ゆったりとした話し方をする人が多く癒やし系とも言われます。

水星おうし座の力がネガティブに働くと、頑固な面が出てきて他人の考えを受け入れられなくなったり、1つのことにこだわりすぎてしまうことがあります。

金星

牡牛座に金星が入っていると、心地よいと思えるものを追求していく力が高まります。

恋愛面では、穏やかで安定した時間を好みます。一人の人を長く愛し続けることができるタイプです。相手の声や香水の香りに惹かれることもありそうです。

金銭面でも安定がテーマとなり、じっくりお金を育てたり使い道をしっかり考えることができる人たちです。

金星おうし座の力がネガティブに働くと、相手を束縛しやすくなったり、倹約をするために生活が質素になりすぎてしまうことがあります。

火星

牡牛座に火星が入っていると、粘り強く確実にエネルギーを発揮する力が高まります。

スピード感はなくとも、目標に向かって努力を続ける力があります。努力を続けて、いずれは誰も到達できないところまで達することができます。

スタミナ・持久力がある人が多く、継続は力なりを体現できるでしょう。

火星おうし座の力がネガティブに働くと、頑固になりすぎて人との関係性が揺らいだり、一度許さないと決めた人はどんなことがあっても関係性を変えようとしないことがあります。

木星

牡牛座に木星が入っていると、粘り強く物事に取り組むことで幸運を引き寄せる力が高まります。

これ以上続けても意味がないのではないかと思ったところから、もう1歩努力を続けることで想像以上の大きなリターンを得られます。

得た結果だけでなく努力をした過程も大きな財産となるはずです。

木星おうし座の力がネガティブに働くと、マイペースになりすぎて周囲から遅れを取ってしまうことがあります。

土星

牡牛座に土星が入っていると、安定を失うことを恐れる性質があります。

今の心地よい状態を変えていくことが苦手だったり、冒険することを避ける傾向にあります。自分のやり方や考えを曲げないタイプでしょう。もし失ったものがあればそれを再度手に入れることをあえて抑圧してしまうことも。

仮に失うものがあっても、安定から離れたとしても、そこからまた積み上げていけばよいというマインドが大切です。

土星おうし座の力がネガティブに働くと、自分のテリトリーを守るために人の意見を受け入れられなくなることがあります。

天王星

牡牛座に天王星が入っていると、変化してきたものをスタンダードに定着させる力があります。

変化を起こすことや変化に柔軟に対応していくことは苦手に感じることの多い天王星おうし座ではありますが、変わってきたことを安定させる力はとても強いです。

新たな安定を手に入れるために動けるタイプです。

天王星おうし座の力がネガティブに働くと、変化を避け続けていつまでも過去のものに固執してしまう場合があります。

海王星

牡牛座に海王星が入っていると、五感を活用したものや芸術的なもののセンスが高い傾向があります。

食事やアロマ、音楽などのセンスが高く、より良くしていくための活動ができます。芸術家やアーティストの応援に熱を入れる人も多いでしょう。

自らも五感が心地よく感じるものを好みます。

海王星おうし座の力がネガティブに働くと、現状維持の力が働いて理想を叶えるための行動に結びつきづらくなる場合があります。

冥王星

牡牛座に冥王星が入っていると、自分の感覚を通して世界が変わっていく実感があります。

この時代は、衣食住を中心に心地よい感覚をもたらすものが大きく様変わりする傾向があります。

新しいファッションや食事、住宅のあり方など生活に即したものの変化を見届けられるでしょう。

冥王星おうし座の力がネガティブに働くと、物質的な豊かさを追求しすぎて感情的な豊かさが後回しになる場合があります。

牡牛座に各ハウスが入ると?

ここからは牡牛座にホロスコープ上の各ハウスが入ったときにどのような捉え方をするのかを解説してきます。

1ハウス

着実さや五感を表す牡牛座に自分自身そのものを示す1ハウスが重なると、自分のペースや心地よく感じるものを大切にする性質があります。

どちらかというと急かされるのが苦手で、自分のペースでゆったり過ごしたいという人が多いです。

また、外見が整っていたりとてもいい声と言われる人も多くいます。

1ハウス牡牛座の力をうまく生かしきれない場合は、初動が遅れて得られるものが得られなくなってしまう場合があります。

2ハウス

所有のハウスである2ハウスに牡牛座が重なる場合は、自分なりのこだわりを活かして価値あるものを得ていく傾向があります。

こだわりを追求して努力を積み重ねることができます。職人のように1つのことを鍛錬し続けたり、五感を活かして金銭を得ていく人もいます。

お金の使い方は貯蓄中心ですが、自分の五感を刺激するものには出費を厭わないでしょう。

2ハウス牡牛座がネガティブに働いてしまうと、こだわりを優先しすぎてチャンスを逃すことがあります。

3ハウス

コミュニケーションや身近な人・ものとの交流をテーマとする3ハウスに牡牛座が重なる人は、知識をコツコツと蓄えられる性質があります。

様々なジャンルの知識をコツコツ積み上げて得ていくことが得意です。その知識が役立つ場面もたくさんあります。

また、おっとりした話し方をする人が多い傾向にあります。

3ハウス牡牛座がネガティブに働いてしまうと、中身のない話をする人が苦手になり避けてしまうことがあります。

4ハウス

家庭や家族を表す4ハウスに牡牛座が重なる人は、安定を求めることができます。

プライベートはマイペースに過ごしたいタイプです。インテリアにこだわる人も多いでしょう。

また、安定した家庭を作るために改善を重ねる傾向があります。

4ハウス牡牛座がうまく活用できない場合は、プライベートの心地よい過ごし方がなかなか決まらずに試行錯誤しすぎて疲れてしまうことがあります。

5ハウス

自己表現や愛情を表す5ハウスに牡牛座が重なる場合は、美しいものを表現できる能力があります。

美的センスがあり、美しいと思えるものを五感を使って表現していける力があります。

恋愛においては、どちらかというと奥手で言葉で愛情を表現することに時間がかかることが多いでしょう。

5ハウス牡牛座がネガティブに働くと、トレンドの変化についていけなくなったり、愛情表現ができなくて不安に思われてしまうことがあります。

6ハウス

労働や義務、健康がテーマとなる6ハウスに牡牛座に重なる場合は、自分のペースで仕事を進める傾向があります。

こだわりを突き詰めて、かつ自分のペースで仕事をします。どちらかというと1人で集中して作業するスタイルが向いています。

五感を活用する仕事(声優、歌手、料理人など)や色彩感覚が必要な仕事に適性があります。

6ハウス牡牛座がうまく活用できない場合は、こだわりすぎて期日が守れなかったり、人の意見を取り入れられなくなることがあります。

7ハウス

人間関係や契約を表す7ハウスに牡牛座が重なっている場合は、マイペースに人付き合いをしていくタイプです。

自分の波長の合う少ない人数との関わりを大切にします。無理しなくても付き合える人を選びます。

結婚への姿勢も非常にゆったりしていて、自分にとって心地よく感じる相手でなければ無理に進めることはしないでしょう。

7ハウス牡牛座がネガティブに働いてしまうと、人間関係の変化を受け入れられず苦しくなってしまうことがあります。

8ハウス

共有のハウスである8ハウスに牡牛座が重なっている場合は、感覚的に合う人との関係性を深めていこうとする傾向にあります。

信頼できる人を選びぬきその人だけを重要視します。

遺産など人から引き継ぐものに対しては、堅実に守り抜いていける力があります。受け継いた形をそのまま維持しようとするでしょう。

8ハウス牡牛座がネガティブに働くと、信頼している人とそうでない人の扱いの差が大きくなってしまうことがあります。

9ハウス

探求や冒険を表す9ハウスに牡牛座が入っている人は、忍耐強く学びを進めていきやすいでしょう。

関心を持ったことに対しては突き詰めるまでコツコツと学んでいくことができます。楽しく感じられることが重要でしょう。

関心を持てるものがない場合はこれまで続けていることを淡々と進めていけます。

9ハウス牡牛座がうまく活用できない場合は、保守的な側面があるため新しいことをやってみるまで時間がかかる場合もあります。

10ハウス

社会性を表す10ハウスに牡牛座が重なっている場合は、社会的成功を得るためにコツコツ努力を積み重ねられる人が多いでしょう。

小さな努力を粘り強く続けて成功を収める大器晩成型です。1つの分野のスペシャリストとなれます。

専門職や五感を活用する仕事に縁があります。

10ハウス牡牛座がネガティブに働くと、仕事に対する姿勢に対して頑固になりすぎる場合があります。

11ハウス

コミュニティを表す11ハウスに牡牛座が重なっている場合は、同じ感性を持つ人とつながりを持つことになります。

人数はあまり多くはなくても、感覚が近しい人と長く関わっていく力があります。

自分のペースを維持できるコミュニティであれば参加して快適な時間を過ごすでしょう。

11ハウス牡牛座がネガティブに働いてしまうと、感性が合わない人を拒絶する可能性があります。

12ハウス

無意識や秘密など見えないものを表す12ハウスに牡牛座がある場合は、こだわりを自分の内側に持っています。

表向きにはしませんが、自分なりのこだわりポイントや絶対に譲れない感覚を持っています。

職人気質なところもあって、1人で作業をするほうが好きという人も多いでしょう。

12ハウス牡牛座がうまく活用できない場合は、内向的になりすぎて人間関係が構築できない場合があります。

まとめ

この記事では、西洋占星術における「牡牛座」について解説してきました。

牡牛座は着実さがあり五感の鋭さを持つサインでした。牡牛座の力をうまく活用できれば、着実に目標をクリアしていくことができます。

ご自身の牡牛座をうまく活用して、ゆったり着実な生活を目指してみてください!

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