タロットカードにはそれぞれ意味があります。よく絵柄から感じたことを言葉にすればよいと言われることもありますが、どうやって解釈したらよいかわからないこともありますよね。
この記事では、タロットカードの小アルカナ「ペンタクルスクイーン」のカードについて、どんな意味なのか、どんな風に意味を解釈すればよいのか解説していきたいと思います！
正位置・逆位置でどのように意味が変わるのか、恋愛や仕事の場面別でどうとらえればよいのかも合わせてまとめていきますので、占いでペンタクルスクイーンのカードが出たけどどういう意味なのか知りたい方はぜひご覧ください！
ペンタクルスクイーンのカードの意味
軸となるキーワード：豊かさと安定
ペンタクルスクイーンのカードは、豊かさと安定を表すカードです。
ペンタクルスのクイーンは安定感を持ち、育ての母となるような女性です。この力を生かして、人や物事を育てて豊かさを享受することができます。
このイメージから、豊穣・しっかりものというキーワードが出てきます。
正位置で出たときの基本的な意味
豊穣・豊かさ
豊かさを享受するという意味があります。
しっかりもの
物事を育むことができるイメージから、しっかりしているという意味もあります。
逆位置の基本的な意味
タロットカードで逆位置が出た場合は、正位置の意味と逆になる、意味合いが弱まる、または強まることになります。
豊かにならない
逆位置になると、豊かにならないという意味が出てきます。
雑な性格
やることが雑になって得られるものが減る様子も表しています。
自分のやり方を押し通す
人のことを受け入れられず自分のやり方で押し通す心の狭さという意味もあります。
恋愛でのカードの意味
恋愛：現在の状況
正位置なら…
一定の成果が出ている状況でしょう。
お相手と会える時間が多くなっていたり、同棲や結婚まで進んでいるという人もいそうです。
逆位置なら…
お相手はいるのに満たされない状況でしょう。
恋愛よりもお友達との活動を優先されてしまったり、結婚して生活が苦しくなってしまったという人もいそうです。
恋愛：気持ちや心情
正位置なら…
お相手のことをしっかりした人だと感心していそうです。
デートの計画をしっかり立ててハプニングにも対応していたり、将来のことを制度面や金銭的な部分でもしっかり考えていて、頼りにしたいという気持ちが強くなっているでしょう。
逆位置なら…
少し雑な扱いをされていると感じているかもしれません。
どんなことも言いたいように言われていたり、お相手がやりたいことを丸投げされているように感じて、もっと丁寧に接してほしいと思っていそうです。
恋愛：問題や障害
正位置なら…
大きな変化をすることを恐れていそうです。
お相手にアプローチするのに、お相手が好意を持っている確証がないと動けなかったり、いつもとは違うデートコースに行くのをためらっていて、お相手と新鮮な経験をすることが難しくなっていそうです。
逆位置なら…
自分のやり方を押し付けてしまっているかもしれません。
家事のやり方や、休日の過ごし方、デートでの振る舞いなど、自分が望むことばかりを要求して、お相手の望むことを受け入れられず、お相手に不満が溜まっているでしょう。
恋愛：解決策・アドバイス
正位置なら…
将来のことを見越してお付き合いを進めていきましょう。
目先のことだけではなく、将来お相手と一緒にいて不自由なく生活するためには何が必要なのか、どんな制度があるのか、そしてそれをいつどのような段階で活用していくのかシビアに考えていきましょう。話し合いの時間を持つのもよさそうです。
逆位置なら…
もう少しフランクなお付き合いをしてもよいでしょう。
現実的な目線で物事を見すぎて、減点法でお相手を見てしまっていそうです。今が楽しければとりあえずOKと思うくらい気持ちを軽くして、お相手と向き合っていきましょう。
仕事でのカードの意味
仕事：現在の状況
正位置なら…
自分で満足できるくらい成果を出せているでしょう。
周囲からも仕事のできる人と評価されていて、頼りにされていそうです。
逆位置なら…
自分は頑張って成果も出しているはずなのに、昇進や昇給をそうでない人に先を越されているかもしれません。
また、自分が努力したことを他の人に手柄として取られてしまって、あまり評価されていないという人もいそうです。
仕事：気持ち・心境
正位置なら…
しっかり計画を立ててそれに沿って仕事を遂行していきたいという気持ちが高くなっていそうです。
行きあたりばったりやその場その場で考えて対応するよりも、あらかじめいくつかの展開を考えておいて、計画通りに進めたいと考えているでしょう。
逆位置なら…
決まり事が多くて、もっと自由に仕事がしたいと思っていそうです。
小さな作業の変更でも書類を提出して承認を得てから出ないと作業が始められなかったり、上司のマイクロマネジメントがひどくてうざいと感じているかもしれません。
仕事：問題や障害
正位置なら…
安定を求めるあまり冒険してみようという気持ちが少なくなっているかもしれません。
いつも同じように仕事をするばかりで、より発展的なことに意識を向けられず、スキルアップができにくくなっていそうです。
逆位置なら…
自分の仕事のやり方を他人にも強制しようとしているかもしれません。
自分のやり方こそ完璧と考えていて、人の意見を採用しなかったり、聞く耳を持たなかったりして、一緒に仕事をしたくない人と思われている可能性があります。
仕事：解決策・アドバイス
正位置なら…
着実に成果を出せる方法を考えましょう。
予め調査をして、これなら現実的に達成できそうだというやり方をしっかり考えた上で、計画に沿って作業を進めていくことで、気持ちも落ち着いて負担も少なく仕事ができるでしょう。
逆位置なら…
仕事に対する姿勢を少しゆるくしてもよいでしょう。
真面目なのはよいことですが、真面目すぎるとうまく行かなかったときに追い詰められてしまいそうです。うまくいかなくてもどうにかなるという気持ちを持って、少し気軽に仕事に臨んでみましょう。
まとめ
このページでは、タロットカードの「ペンタクルスクイーン」のカードのについて意味をご紹介してきました。
ペンタクルスクイーンは、豊穣・豊かさやしっかりものを表すカードでした！
ぜひ参考になさってください！
