タロットカードにはそれぞれ意味があります。よく絵柄から感じたことを言葉にすればよいと言われることもありますが、どうやって解釈したらよいかわからないこともありますよね。
この記事では、タロットカードの小アルカナ「ペンタクルスペイジ」のカードについて、どんな意味なのか、どんな風に意味を解釈すればよいのか解説していきたいと思います!
正位置・逆位置でどのように意味が変わるのか、恋愛や仕事の場面別でどうとらえればよいのかも合わせてまとめていきますので、占いでペンタクルスペイジのカードが出たけどどういう意味なのか知りたい方はぜひご覧ください!
ペンタクルスペイジのカードの意味
軸となるキーワード:堅実な努力
ペンタクルスペイジのカードは、堅実な努力を表すカードです。
ペンタクルスのペイジは地に足のついた少年です。現実的な考えを持っていて着実に努力することができます。
このイメージから、安定感・探究心というキーワードが出てきます。
正位置で出たときの基本的な意味
安定感
安定感があって、着実に物事を進めたり落ち着いている様子を表しています。
探究心
深くまで努力をして探求する力があるという意味もあります。
逆位置の基本的な意味
タロットカードで逆位置が出た場合は、正位置の意味と逆になる、意味合いが弱まる、または強まることになります。
安定感がない
逆位置になると、安定感がなく落ち着きがないという意味が出てきます。
目先の利益
目先の利益を追い求めて視野が狭くなるという意味も出てきます。
努力できない
探究心が弱くなり努力できないという意味もあります。
恋愛でのカードの意味
恋愛:現在の状況
正位置なら…
ご自身ののぞみが叶うよう先を見越して努力しているでしょう。
お相手に振り向いてもらうためにはどうしたらよいか深くまで考えて、アプローチの仕方を追求していそうです。
逆位置なら…
お相手とこうなりたいという想いがあっても、それを行動に移せていないようです。
いろいろなアプローチを試してみようと思ってもめんどくさくなってやめてしまったり、すぐに諦めてしまっているかもしれません。
恋愛:気持ちや心情
正位置なら…
お相手の理想に近づくためにもっと努力したいと考えているでしょう。
突拍子もないことでお相手の気を引くより日頃のちょっとしたことを気をつけて行きたいと考えている人もいそうです。
逆位置なら…
あまりお相手のために何かをしようというモチベーションが下がっていそうです。
嫌いになったわけではないけれど、恋愛に気が向かなかったり、仕事など別の活動に力を入れていて、恋愛では気が抜けてしまっていると感じているかもしれません。
恋愛:問題や障害
正位置なら…
落ち着きすぎていてお相手からつまらないと思われているかもしれません。
リラックスはできるけど、はっちゃけたりふざけたりする雰囲気がなく固い雰囲気に感じられていて、面白みがないと思われていそうです。
逆位置なら…
生活の安定感のなさに、一緒に暮らしたり結婚するのは難しいと思われているかもしれません。
かなりの浪費家だったり、仕事を変えたと思ったらすぐやめてしまうなど、この人と一緒になって大丈夫だろうかと心配になっていそうです。
恋愛:解決策・アドバイス
正位置なら…
現実を見て着実に物事を進めていきましょう。
お相手との状態がいまどのようになっているのか、そして今後どうしていきたいのかをしっかり考えた上で、実現しやすい方法を取っていくことが関係性を深める近道です。スピード感はなくてよいので、ゆっくり理想に近づいていきましょう。
逆位置なら…
少しは羽目をはずしてもよいと思います。
いつも真面目キャラでいるよりは少し気が抜けたところだったり、ハプニングにあたふたする姿を見せるほうがお相手もレアな表情を見られて嬉しくなるでしょう。
仕事でのカードの意味
仕事:現在の状況
正位置なら…
やり始めた仕事を自分のものにしようと精一杯努力をしている状況でしょう。
まだ成果は出せていないけど、結果を残すためにどうしたらよいか考えながら着実に努力できていそうです。
逆位置なら…
成果を出すという部分での安定感が出しづらくなっていそうです。
あるときはチームでトップの成績を収められたのに、翌月は最下位になってしまって、できるときとできないときの差が激しくなっていそうです。
仕事:気持ち・心境
正位置なら…
ゆっくり着実に成長していきたいと考えているでしょう。
成長しようと一気に詰め込むのはかえってうまくいかないとわかっていて、少しずつ仕事量を増やして確実にできることを増やしていきたいと考えていそうです。
逆位置なら…
自分の努力のできなさに困っていそうです。
やりたい仕事があったり取りたい資格はあるのに、それを実現するための努力が続かなくて、どうしたら続けられるのか悩んでいるかもしれません。
仕事:問題や障害
正位置なら…
型から外れることが苦手になっているかもしれません。
ルールを守ったり、決められた形で仕事をするのは得意でも、これまでになかったアイデアを考えたり、ルールを大きく変える仕事には苦手意識があって苦労していそうです。
逆位置なら…
目先の利益に囚われていそうです。
どうしても今期の成果、今期の売上ばかりがフューチャーされてしまうために、目先の利益を追わなければならず、長期的な視点で物事を考えられなくなっていそうです。
仕事:解決策・アドバイス
正位置なら…
作業の意図や背景も意識しながら仕事をしていきましょう。
ただ言われたとおりにやるだけではなく、なぜその作業が必要なのか、なぜこのやり方を取っているのかなど細かく考えていくことで、本当に必要な作業がわかって生産性が上がっていきそうです。
逆位置なら…
まずは目の前の成果を出すことに集中しましょう。
いまは先々のことよりも、目先の成果を求められている時期です。そこでしっかり結果を出してこの先につなげていきましょう。
まとめ
このページでは、タロットカードの「ペンタクルスペイジ」のカードのについて意味をご紹介してきました。
ペンタクルスペイジは、安定感や探究心を持って努力する様子を表すカードでした!
ぜひ参考になさってください!