タロットカードにはそれぞれ意味があります。よく絵柄から感じたことを言葉にすればよいと言われることもありますが、どうやって解釈したらよいかわからないこともありますよね。
この記事では、タロットカードの小アルカナ「ペンタクルス10」のカードについて、どんな意味なのか、どんな風に意味を解釈すればよいのか解説していきたいと思います!
正位置・逆位置でどのように意味が変わるのか、恋愛や仕事の場面別でどうとらえればよいのかも合わせてまとめていきますので、占いでペンタクルス10のカードが出たけどどういう意味なのか知りたい方はぜひご覧ください!
ペンタクルス10のカードの意味
軸となるキーワード:安泰
ペンタクルス10のカードは、安泰を表すカードです。
ペンタクルスの10はペンタクルスの一番大きな数字で結末を迎える意味があります。
このイメージから、大きな富を得る・地位を得るというキーワードが出てきます。
正位置で出たときの基本的な意味
大きな富を得る
カードにペンタクルスがたくさん並んでいるように、たくさんの富を得る様子を表しています。
地位を得る・安泰
評価が最大限まで高まって地位を得るという意味もあります。今後も安泰です。
家族・継承
カードに家族が描かれていることから、家族や継承するという意味もあります。
逆位置の基本的な意味
タロットカードで逆位置が出た場合は、正位置の意味と逆になる、意味合いが弱まる、または強まることになります。
経済的な損失
逆位置になると、お金が足りなくなったり損失を出すという意味が出てきます。
未達成
地位を得ることがまだできておらず、未達成の状態という意味も出てきます。
家族の不和
家庭内でトラブルが起こるという意味もあります。
恋愛でのカードの意味
恋愛:現在の状況
正位置なら…
お相手との関係性が完成に近づいていそうです。
プロポーズされて結婚したという人や、お互いのご家族と合ってご挨拶をしたという人もいそうです。
逆位置なら…
お相手との付き合いは長いのになかなか結婚に行けない状態でしょう。
結婚を匂わすと微妙なリアクションだったり、なかなかご家族に合わせてもらえないという人もいそうです。
恋愛:気持ちや心情
正位置なら…
お相手とこうなりたいと思っていたことができるようになってとても満足していそうです。
結婚が実現したり、無理だと思っていたお相手と付き合うことができるようになったりして喜びを感じているでしょう。
逆位置なら…
惜しいところまでは行っているのになかなか望み通りにならなくてやきもきしていそうです。
お相手と仲良くはなっているのに付き合えていなかったり、長くお付き合いしているのに結婚の話になると話をそらされてしまっていて、うまくいかないと思っていそうです。
恋愛:問題や障害
正位置なら…
お相手との関係性を深めていく上でご家族がネックになっているかもしれません。
自分の家族が結婚やお付き合いに反対していたり、お相手のご家族でどうしても合わない人がいるという場合もありそうです。
逆位置なら…
あと少しのところでうまくいかないことが続いていそうです。
プロポーズしようとしたデートでお相手の機嫌を損ねてしまったり、お相手のご家族と意見が対立してしまって困っているかもしれません。
恋愛:解決策・アドバイス
正位置なら…
お相手との関係性を望むものにするために行動しましょう。
待っていても進まないのであれば自分から縁をつなぐのがよいです。お相手のご家族を大切にする姿勢を見せるのもよいでしょう。
逆位置なら…
完璧を求めなくてもよいでしょう。
完璧なパートナーでなければならないというプレッシャーで、かえって不自然になっていそうです。無理はよくないのでできる範囲でお付き合いを深めていきましょう。
仕事でのカードの意味
仕事:現在の状況
正位置なら…
昇進や昇給など成果がでていそうです。
これまでの努力が実を結んで、形となって現れているでしょう。
逆位置なら…
仕事である程度成果は出せているものの、それが評価という形では返ってきていないでしょう。
プロジェクトを無事に終わらせられたけど、その成果で評価が上がったりお給料が上がったりということはまだなさそうです。
仕事:気持ち・心境
正位置なら…
仕事での成功をおさめてとてもすがすがしい気持ちでいそうです。
頑張ってきてよかったと思っていたり、評価されたことの嬉しさを感じているでしょう。
逆位置なら…
あと少しのところでうまくいかない事が多く、悩んでいそうです。
最後のプロセスまでは順調に進んでいたのに、最後の最後でトラブルが起こって対応に追われたり、頼りにできる同僚が突然やめてしまってチームに逆風が吹いたりして、運が悪いと思っていそうです。
仕事:問題や障害
正位置なら…
お金ですべてが解決できると思っているかもしれません。
同僚や後輩の気持ちに寄り添わず、お金で釣ればどうにかなると思っている節があって、それを周囲に見透かされていそうです。
逆位置なら…
必要以上に出費があって苦しくなっていそうです。
仕事のために個人でお金を出さないといけなかったり、経費が予想以上にかかりすぎて利益が出しづらくなっているでしょう。
仕事:解決策・アドバイス
正位置なら…
先輩から引き継いできたテクニックを思う存分発揮していきましょう。
自分たちで新しく考えるよりも以前の仕事の仕方がフィットするときです。過去の遺産を大切に使いましょう。
逆位置なら…
完璧にやらなければすべてミスという極端な考え方は手放しましょう。
完璧な人はいないし少しうまく行かなかったからと言って自分を責める必要はありません。少しくらいのミスは問題ないという前向きな気持ちで仕事に取り組んでいきましょう。
まとめ
このページでは、タロットカードの「ペンタクルス10」のカードのについて意味をご紹介してきました。
ペンタクルス10は、富や地位を得たり、家族を表すカードでした!
ぜひ参考になさってください!